30代で歯列矯正をしたら滑舌も良くなった話

30代で歯列矯正をしたら滑舌も良くなった話

October 7, 2024

「サ行」と「タ行」に苦戦する日々

昔から、自分の歯並びと滑舌にコンプレックスがあった。「サ行」と「タ行」の発音が苦手で、大人になるにつれてそれが仕事にも影響するようになってきた。重要なプレゼンでめちゃくちゃ噛む。そんな自分にストレスを感じていた。

試してみないと答えはでない

「もしかして、滑舌が悪いのは歯並びのせい?」

そんな仮説がずっと頭の中にあった。そして30代になった時、歯列矯正をするなら今が最後のチャンスだと感じた。

遅くなればなるほど、投資に対する効果が小さくなってしまう。

「今やらなきゃ、一生後悔するかもしれない」

歯並びのせいで滑舌が悪いのかわからないけれども、試してみないと答えはでない。

死ぬ時に「あの時、歯列矯正してれば」なんて思いたくなかった。滑舌が改善されなくても、試して心理的にスッキリしておきたい。

インビザライン

矯正方法を調べていく中で、インビザラインを知った。透明なマウスピース型の矯正装置で、目立たないし取り外しもできる。

これなら仕事にも支障がない。金属のワイヤーを使った矯正は、見た目が気になってしまうし、食事や歯磨きの時に面倒くさそうだったから、インビザラインはまさに理想的だった。

医療費控除で治療費が戻ってくる

歯列矯正は、医療費控除の対象になる。高額な治療費の一部が戻ってくるのは、本当に助かる。

私が通った医院は、治療費が80万円だった。年収600万円の場合、歯列矯正で医療費控除で21万円も税金が安くなる。

つまり、80-21=59万円で歯列矯正が実質できる。

医療費控除金額のカンタン計算ツール

このサイトで簡単に計算できるから、チェックしてみてほしい。

そして、滑舌が改善される

歯列矯正を始めて1年が過ぎた頃、ついに変化が訪れた。

「あれ?滑舌が良くなってる…!」

気づいたら滑舌が良くなっていた。日々滑舌が良くなっていることを実感したというよりは、滑舌でイライラすることがなくなり滑舌について考えることが自然と減っていっていた。

デメリットも正直に

もちろん、良いことばかりじゃない。歯列矯正を始めてから歯茎が下がってしまった。食べ物が詰まりやすくなって、毎食後に糸ようじが必需品になった。最初は面倒でサボっていたら、小学生以来の虫歯になってしまった。歯列矯正中は、口腔ケアを今まで以上に念入りにする必要がある。

まとめ

歯列矯正によって滑舌改善をすることができた。高額な費用や歯茎が下がるといったデメリットもあるが、それを上回るメリットを感じている。

もし、歯並びや滑舌に悩んでいるなら、歯列矯正を検討してみてはどうだろうか。長い目で見れば費用以上に効果があると思う。